激闘を繰り広げた日本シリーズ全7戦を前西武監督の辻発彦氏が徹底解説。黄金時代の西武、ヤクルトで10度の日本シリーズ経験(日本一7度)を持つ勝つ術を知っている辻氏が勝敗を分けたポイントに迫る。 解説=辻発彦[前西武監督] 9回裏、サヨナラ2ランを放ち、飛び上がってホームに生還したオリックス・吉田正
10/27(木) 第5戦@京セラドーム □観客数=33,135人 □試合時間=3時間40分 オリックス6-4ヤクルト [ヤ]P山下、H石山、H清水、●マクガフ-C中村
[オ]P田嶋、H比嘉、近藤、阿部、平野佳、○ワゲスパック-C若月
[本]サンタナ(ヤ/2回表ソロ)、吉田正(オ/5回裏ソロ、9回裏2ラン)
オリックスが
吉田正尚のサヨナラ2ランで勝利を手にしたが、すべてはヤクルトの守護神・マクガフが絶対にやってはいけないことをやってしまった結果だった。序盤から点を取り合うシーソーゲーム。ヤクルトは6回表に
青木宣親のタイムリーで4対3と勝ち越した。その後、両軍のリリーフ陣が踏ん張り、ゼロ行進。特にヤクルトは
清水昇が今季公式戦を含めて初のイニングまたぎで2回をパーフェクトに抑え、チームに勢いを与えてマクガフにつないだ。
だが、マクガフがすべてをぶち壊してしまう。
高津臣吾監督も「先頭のフォアボールが痛かった」と試合後に話していたが、いきなり代打・
安達了一を歩かせる。続く
福田周平に犠打を決められ、一死二塁。このピンチで・・・
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