いよいよWBC2023に向けた侍ジャパンの骨格が見えてきた。その陣容を大予想しながら、2009年以来の世界一奪還へのポイントを見ていこう。アメリカラウンドへ進むことができれば、MLBオールスターとも言える強敵が待ち受ける。 写真=Getty Images、BBM 【アメリカ&ドミニカ共和国編】はこちら WBC2017(第4回大会) 3位 
久びさに侍のユニフォームに袖を通すことになる大谷はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか
大谷をクローザーに
来春に迫ってきた「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023」の侍ジャパンメンバーが徐々に見えてきた。
栗山英樹監督は
大谷翔平、
ダルビッシュ有、
鈴木誠也という3人のMLB選手が参戦を表明して「軸になる人のイメージはできた」と語っていたものの、フルメンバーの正式発表は最終締め切りとなる2023年2月7日の直前、1月下旬になりそうなことを明かしている。
MLBへの移籍が決まりながらWBCへの意欲を示している
吉田正尚と
千賀滉大、11月下旬の予備登録に名を連ねた日系選手であるカージナルスのラース・
ヌートバー、ガーディアンズのスティーブン・クワンといった出場可否の不透明な選手がいることも理由の一つだろう。指揮官はぎりぎりまで状況を見極めて、最高のメンバーを選んでくるはずだ。
ただ、チームの骨格は見えてきているだけに、戦いのポイントを整理しながら代表メンバーを予想してみよう。
まず吉田と千賀だ。本人たちが出場を模索している以上、侍側もぎりぎりまでプッシュするべきだ。千賀に関しては指揮官も
吉井理人投手コーチもアメリカ・マイアミでの決勝ラウンドからの出場も視野に入れている。ちなみに30人と予想される登録選手は、ラウンドが進むごとに2人まで入れ替えることができる。
まずは投手陣を見ていこう。栗山監督は大谷を投打二刀流で起用する考えだが・・・
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