ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。 マウンドで異彩を放つ『21』。その圧巻の投球に、チームは何度も助けられてきた。『21』の歴史自体は南海がプロ野球に参戦した1938年秋季からになるが、エース番号としての系譜となると48年、柚木進からスタートする。1年目から19勝を挙げ、2リーグ制となった50年からも3年連続で19勝。52年には初のMVPにも輝いた。
そんな左腕から受け継いで大エースへと上り詰めたのが
杉浦忠だ。美しいアンダースローから投じられる快速球。1年目から27勝を挙げて新人王となった右腕は・・・
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