ここからはチームの主軸として、世界一を目指す日本人メジャーの2023年を紹介していく。まずは、日本のため、侍ジャパンのために献身的に動いたダルビッシュ有の初登板から見ていこう。不安を一掃するエースのピッチングを披露した。 写真=Getty Images 
日本野球のために、自分の持っている知識などをすべて侍ジャパンに与えながら、自身の調整をシーズン初登板までにしっかりと仕上げてきたダルビッシュ
【2022年投手成績】
30試16勝8敗0S0H、194.2回197振、防3.10 シーズン前に実戦6イニングしか投げていない。被本塁打3に自責点4、防御率6.00。WBCでのダルビッシュの個人成績だ。明らかに調整は遅れていた。パドレスと話し合い、アリゾナ州ピオリアでのスプリングトレーニングには参加せず、日本代表の合宿に加わった。
日本のため、日本野球界の未来のために自分の調整よりも、若手投手へのアドバイスなどをメインとし、チームが一つになるための努力を惜しまなかった。その姿を侍ジャパンの
栗山英樹監督は「ダルビッシュ・ジャパン」と賛辞を送った。そしてダルビッシュ効果で、若手投手陣が伸び伸びとプレーでき、14年ぶりの世界一奪還につながった。
ダルビッシュ本人はWBC後、開幕に向けて・・・
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