前半戦終了時点で打撃三部門において打率6位、本塁打1位、打点2位と軒並み上位につけた大谷翔平。三冠王獲得への期待も高まるが、その可能性はどれくらいあるのか。各部門のタイトル争いから検証する。 文=村田洋輔(MLB.jp編集長) 写真=Getty Images ※日付は現地時間、成績・情報は現地時間7月11日現在 
大谷の視界に三冠王は入っているのか
メジャー・リーグでは昨季、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が歴史的なシーズンを過ごした。アメリカン・リーグ記録を61年ぶりに更新する62本塁打を放ち、本塁打と打点の2冠を獲得。ルイス・アライズ(ツインズ、今季からマーリンズ)との首位打者争いに敗れ、惜しくも三冠王こそ逃したものの、シーズン最終日まで、その可能性を残していた。その圧倒的な打撃成績により、ジャッジは大谷翔平(エンゼルス)との争いを制してア・リーグMVPを受賞。昨季のジャッジのような攻撃面での圧倒的なパフォーマンスは、また当分の間は見られないだろうと思われていた。
ところが、今季の前半戦、そのジャッジと昨季MVPを争った大谷が爆発。6月にエンゼルス史上最多かつ日本人選手史上最多となる月間15本とホームランを量産するなど、打率.394、OPS1.444という大暴れで2年ぶり3度目の月間MVPに輝いた。
その6月の大活躍もあって、一気に数字を伸ばし、打率.302(リーグ6位)、32本塁打(メジャー1位)、71打点(リーグ2位)で前半戦を終了。エンゼルスは前半戦で91試合を消化したが、大谷の成績を162試合に換算すると・・・
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