“アレ”達成の大きな原動力となった猛虎投手陣。そのすごさと魅力を投打の解説者2人に聞いていこう。まずは野村弘樹氏による投手目線での解説だ。 構成=武石来人 写真=BBM ※記録はすべて9月17日現在 
リーグ優勝はなくても投手陣を正しい方向へと導き下地をつくった矢野前監督[右]。あとを受けた岡田監督[左]が優勝という名の花を咲かせた[写真=BBM]
チーム方針を体現 制球力が生んだ防御率
圧倒的な投手力でリーグをリードし、18年ぶりの優勝を果たした
阪神。守りからつくるという
岡田彰布監督の方針を表すようにチーム防御率2.62は素晴らしい数字です。実は、セ・リーグで防御率2点台のチームが優勝するのは2012年の
巨人(2.16)以来、11年ぶりのことです。前年優勝の
中日も2.46と優秀な数字を残しているのですが、この2年は統一球と呼ばれた“飛ばないボール”でした。それ以前では09年の巨人(2.94)が記録したのが最後です。歴代の投手王国を築いたチームと比較しても、今季の阪神投手陣がどれだけ素晴らしいのか分かります。
9月初めから11試合連続で先発投手に勝ちがついての戴冠。投手の役割が決まっている現在において、すごいことだと思います。先発ローテに4人も防御率3点未満がいる上、谷間を埋める投手も頼りになる。先発陣の素晴らしさは疑いようがありません。
捕手の
坂本誠志郎の存在も・・・
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