高校野球は来春のセンバツ甲子園へ向けた選考資料となる、秋季地区大会が各地で行われている。すでに敗退したチームは「夏一本」へ向けて汗を流す。有力球児を掲載していく。 取材・文=岡本朋祐 写真=太田裕史 
「打倒・大阪桐蔭高」を果たすべく、山口から大阪へ勝負しに来た。来夏は「全国制覇」を目標とする
三拍子、すべてが一流の域
2022年10月からアドバイザー、23年3月から大院大高を指揮する辻盛英一監督は大阪市立大で10年以上の指導実績がある。生命保険会社の営業時代には13年連続トップに立ち、現在は自身で会社を経営。人を見る目、人を動かす術は確かだ。
今坂幸暉の評価はこうである。
「打撃、守備も一流。雰囲気が違う。走塁センスもあります。一つを言えば、10を理解する能力もある。この秋からは自立をさせるために主将に置きましたが、雰囲気を作るのがうまい。ハートがものすごく良いです」
辻盛監督によれば9月末の段階でNPB7球団の視察があったという・・・
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