豊作と言われた今年のドラフト。1位指名は再抽選を含め7人が競合。球界の未来を背負うドラフト1位選手をピックアップする。 取材・文=萩原孝弘 写真=栗山尚久 
1位指名に満面の笑み。活躍して「こじゃ」という名前を広められるか
無名だった高校時代 150キロ左腕に成長
「1巡目で指名されることができて、自分としても評価されているんだろうと実感しました」
外れの外れながら、1年で12人しかいないドラフト1位の座をつかんだ
古謝樹はホッとした表情で第一声を発した。
「小学校から大学に入るまで、常に下の位置にいた」と自嘲気味に話す古謝は、確かに湘南学院高時代は無名だった。謙虚に努力を積み重ねた男は、言葉でも謙虚さを失うことはなかった。
横浜桐蔭大に入学してから体重を15kg増やし、130キロ台だった球速を20キロ以上もアップさせた左腕は・・・
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