効率を重視して内容を高めるべく野手陣は楽天モバイル、投手陣は森林どりスタジアム泉に分かれて練習に励んでいる。テーマは個々のレベルアップ。今江監督も精力的に動き回っている。 写真=桜井ひとし 【巨人編】はこちら 【ソフトバンク編】はこちら 【2023成績】70勝71敗2分(勝率.496)
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渡辺ヘッドコーチ[左]と話し合う今江監督。車で30~40分ほどかかる一軍と二軍の本拠地を行き来する
自主性重視のメニュー
11月とは思えぬ暖かい仙台で、若きイーグルスが始動した。2年連続でBクラスに沈んだ楽天は40歳と12球団最年少となる
今江敏晃新監督を筆頭にコーチ陣も若返りを図り、キャンプイン。選手とコーチはもちろん、シーズン中は一、二軍で分かれていた選手たちも声を出し合い、励まし合い、活気あふれる練習を続けている。
今年は新たな取り組みとして投手陣が二軍施設の森林どりスタジアム泉、野手陣が楽天モバイルパークと2会場に分けて秋季キャンプを実施。今江監督は「グラウンドを思い切って使えることで(練習時間の)ロスを減らせればと。また練習メニューも組みやすくなる」とそのメリットを明かし、自身も両球場を行き来しながら選手、コーチとコミュニケーションを図っている。
監督就任会見では自身の強みとして「選手としてもそうですし、育成コーチ、二軍コーチ、一軍コーチとすべてやってきたこと」と語り、現在一軍で活躍している選手はもちろん、あと一歩のところでくすぶっている選手や、一軍で結果を残せずに悩んでいる選手たちを間近で見てきた。だからこそ・・・
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