新井監督[写真中央]を中心に活気あるチームを形成し、2位と躍進を遂げた
攻撃力 OFFENSIVE REVIEW
型にハマらない選手起用など、
新井貴浩監督らしさを発揮して戦った結果は、成績にも表れた。大方の予想はBクラスも、終わってみれば5年ぶりのAクラスとなる2位。躍進の理由の一つに、打線のつながりがある。長打を期待されていた
マクブルーム、
デビッドソンの助っ人2人が苦しむ中、
秋山翔吾、
西川龍馬といった実績のある好打者が中軸を担って、打線をけん引。
菊池涼介、
野間峻祥の上位打線も攻撃の起点となった。
その中で、指揮官が手腕を見せたのが、離脱者が出たときの対応だ。西川に代わって入った四番には、菊池や
上本崇司、
堂林翔太。彼らは長いキャリアで初めて四番を務めたが、何をするべきかをしっかりと理解。それだけに、これまでとはまた違った攻撃パターンを展開して、それぞれに機能した。7月12日の
巨人戦(東京ドーム)から始まった破竹の10連勝も、西川不在の状況下で記録している。
また・・・
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