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2023年プロ野球ペナントレース総括

【2023年ペナントレース総括】ロッテ・攻撃力不足と後半の先発難に苦心も、最終戦で2位に滑り込む

 

シーズン最終戦の10月10日の楽天戦[楽天モバイル]に勝ち、2位からのCS出場を決めた[中央が小島和哉]


攻撃力 OFFENSIVE REVIEW


 規定打席に到達した打者のチーム最高打率はポランコの.242で、12球団ワースト。ほかの規定打席到達の3人(安田尚憲山口航輝中村奨吾)はいずれも打率.238以下だった。それでもチーム打率.239(パ・リーグ4位)。他球団では「主力と主力以外」の差がそれなりにあったのに対し、ロッテの場合は「ほぼ全員が平均的な打率だった」と言える。

 リーグ2位だったとは言え、シーズン最終戦の楽天戦(10月10日、楽天モバイル)に敗れていたら4位だった。仮にあと1敗が多くて4位だったら「だからBクラスだった」と言われていたはず。巨人から移籍1年目のポランコがリーグ最多タイの26本塁打、同4位の75打点を残していなかったらどうなっていたのか。

 しかし・・・

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