
7月には球団54年ぶりとなる12連敗を喫し、以降も浮上のきっかけをつかめず
攻撃力 OFFENSIVE REVIEW
3年ぶりのV奪還に向け、オフに大型補強を敢行。その一人、
近藤健介のFA加入はチームにとっても、近藤自身にとっても“大成功”となった。本塁打王(26)、打点王(87)、最高出塁率(.431)のタイトルを獲得し、打率.303もリーグ2位の活躍。最多安打(163)に輝いた
柳田悠岐とともに全143試合に出場し、打線をけん引した。
ただ、主砲2人をもってしても投打がかみ合わなければ、勝ちにはつながらない。それが顕著だったのが、夏場の12連敗だ。7月7日の
楽天戦(楽天モバイル)から始まり、後半戦に入っても止まらず、南海時代に15連敗(1分けを挟む)を喫した1969年以来、54年ぶりとなる異常事態に。期間中、2得点以内の試合が実に10試合と、打線がつながらず、流れを変えることができなかった。また、この連敗以降、シーズン終了まで3連勝以上が一度もなしとあっては、浮上するのは難しい。
ケガ人にも泣いた。8月下旬、
栗原陵矢、
牧原大成がそろって右手首を骨折。若手の台頭が期待されたが・・・
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