今オフ、山本由伸、タイラー・グラスノーの獲得などで弱点の先発陣も整いつつある。後ろには、強力リリーフ陣が控えており、先発陣の奮闘が世界一へのカギとも言える。ここでは主に先発投手陣を中心に日本のファンにも覚えてほしい面々を紹介する。 文=村田洋輔(MLB.jp編集長) 写真=Getty Images 【打者編】はこちら 山本は先発一番手に
2017年から6年連続でリーグ1位のチーム防御率を記録していたが、昨季は故障者続出の影響で先発陣が崩れ、チーム防御率もリーグ5位に後退。ただし、救援防御率はリーグ2位の3.42と強力ブルペンは健在だった。
昨季チーム最多の13勝を挙げた
カーショウ、11勝のウリアス、途中加入で7勝のリンがFAとなり、今オフは先発陣の再編が急務に。12年契約で山本由伸、トレードではグラスノーを獲得し、昨季11勝の
ミラー、トミー・ジョン手術から復帰する
ビューラーも含め、四番手まで固まった。五番手はヤーブローのほか、シーアン、
ストーン、
グローブら若手が争うが、NPBから移籍1年目の山本や昨季全休のビューラーの存在を考えると、6人ローテを採用する可能性も。山本とグラスノーの加入で大きく戦力アップした印象を受けるが、規定投球回を確実に計算できる投手が1人もいないのは不安材料だ。
ブルペンは
グラテロルから
フィリップスにつなぐ勝ちパターンが健在。再契約したケリー、故障から戻ってくる
トライネンなど・・・
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