メジャーの転換期をつくってきたのはヤンキースではなく、実はドジャースだった。常にこの球団はグローバルな視点を持っているようだ。 写真=Getty Images リッキー会長[右]とロビンソンが契約を交わし、白人以外の選手にも門戸が開かれていった
第二次世界大戦から2年後の1947年、ジャッキー・ロビンソンがドジャースからメジャー・デビューを果たした。アメリカでマイノリティー(少数派人種)であるアメリカン・アフリカンがメジャーのグラウンドに初めて立った。それが4月15日。現在ではこの日に30球団全選手が「42」の背番号を背負いプレーする。
「君はこれまで誰もやっていなかった困難な戦いを始めなければならない。その戦いに勝つには、君は偉大なプレーヤーであるばかりか、立派な紳士でなければならない」
当時のブルックリン・ドジャースの会長、ブランチ・リッキーが契約のときにジャッキーに投げ掛けた言葉だ。彼の活躍以降、多くの人種や各国の選手がMLB球団と契約していくことになる。それから48年後の95年・・・
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