38年ぶりに日本一となった阪神の勢いを止めるのは!? 2年連続最下位に沈んだ中日が積極的な補強を行うなど、今季は昨季以上に各チームの戦力が拮抗している。どこが出てきてもおかしくない以上、1試合も気が抜けない! ※情報は3月16日現在 
先発陣の中でも梅津への評価が高く、ブレークの予感が漂う。故障さえなければ……
<逆襲のシナリオ>充実リリーフでロースコアを制する
投手陣は先発、リリーフともに充実の顔ぶれがそろう。本拠地は広いバンテリンドーム。今年も投手力を前面に押し出し、守り勝つ野球を進めて先行逃げ切りが勝利への近道となる。
先発三本柱は
小笠原慎之介、
柳裕也、
高橋宏斗。昨年規定投球回に到達した3人が今年もシーズンを通して先発ローテを守り抜き、3人で30勝がノルマ。沢村賞の
大野雄大を入れて四本柱にしたいところだが、左肘のクリーニング手術で昨シーズンをほぼ棒に振っており、序盤からフル回転は避けたい。ベテランの
涌井秀章も好調をキープしており、実績のあるこの5人が先発陣の中心。高橋宏の復調がカギだ。
第2グループには安定感のある
松葉貴大、助っ人の
メヒア、注目の
根尾昂、2年目の
仲地礼亜がつけるが、忘れてならないのが
梅津晃大だ。2022年3月に右肘のトミー・ジョン手術に踏み切った右腕。リハビリの期間中に体はひと回り大きくなり、パワーアップして昨シーズン最終盤に復帰したばかり。春季キャンプではブルペンで剛球を投げ込み、今年は2ケタ勝利の予感が漂う。
立浪和義監督も今年の注目投手として梅津の名を挙げ・・・
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