令和の時代に入り、捕手の技術として大きな注目を浴びているフレーミング。ソフトバンクで臨時コーチを務めるなど、その分野の専門家であるキャッチャーコーチの緑川氏に、その本質を聞いた。 取材・構成=武石来人 
緑川大陸
僕はキャッチャーコーチとして主にフレーミングの技術指導を行っています。実は、今春のキャンプでソフトバンクの臨時コーチを務めました。呼ばれたのは指導した
甲斐拓也選手のフレーミング指標が例年と比べて良くなったことがきっかけで、取り組んでいた新たな捕手に関する知識、プレースタイル、練習方法など、僕が日々研究しているスキルがチームに必要だと思っていただけたからだと思います。ただ、僕自身の捕手全般のプレーレベルはプロに太刀打ちできるものではありません。一方で、フレーミングの知識や、知識と実際の技術をつなげるドリルを考える力、そして個々の選手の能力に応じて選択していく感覚や経験に自信があります。その活動が新たな取り組みにチャレンジするソフトバンクの姿勢とマッチしたのではないでしょうか。
僕が参考にしているのは主に・・・
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