3月6、7日に行われた欧州代表との強化試合。侍ジャパントップチームを指揮する井端弘和監督は異例とも言える大学生4選手をメンバーに選出した。2012年に侍ジャパンが常設して以降、史上初の出来事。貴重な経験を積んだ4人が今春、新たな一歩を踏み出した。 取材・文=小川誠志 写真=矢野寿明 
豪快なフルスイングで快音を連発。対戦校のマークを上回ることができれば、目標の「四冠」は一気に近づく
インパクトは強烈だった。3月6日、欧州代表との強化試合の第1戦、途中出場した西川史礁は6回の初打席、二死一、二塁から初球の142キロツーシームを振り抜いた。左翼線への適時二塁打。続く8回の第2打席でも1ボールからのファーストストライク、144キロ直球をとらえ左前へ。「甘い球は初球からいこうと思っていた。うまく振り抜くことができた。初球からフルスイングできることが自分の持ち味。今日はそれができた」。第1、2戦ともに、好守備も見せている。
侍ジャパンでの戦いを終え、チームに戻ってからも、オープン戦4本塁打と好調を維持。4月8日、開幕カードの国学院大1回戦では・・・
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