今年は5月28日から19年目のセ・パ交流戦が始まる。3週間の18試合とは言え、この間にシーズン勝率を落とせば、セ・リーグ内の順位争いが不利になり、決して侮れない。ドラゴンズのポイントはどこにあるのか。過去18年間の中日の交流戦勝敗と、立浪ドラゴンズの2年間の全試合のデータを検証した。 
昨年の交流戦より。なぜ中日はここ2年間、新庄監督の日本ハムに勝てないのか
交流戦は優勝も最下位も経験なし
中日の過去18年間の交流戦の勝敗は194勝201敗13分け、勝率.491。借金7で微妙に負け越しているが、セ・リーグ6球団合計だと1122勝1253敗73分け、借金131の勝率.472なのだから平均を上回り、健闘しているほうだ。中日は18年間のうち勝ち越し7回、勝率5割2回、負け越し9回。交流戦優勝も最下位も、どちらも経験がない。(A表参照)
A表 中日の年度別交流戦成績 
※2020年は交流戦中止
交流戦優勝も1つのタイトルであり、それはそれで目標ではあるが、プロ野球チームの最大の目標はリーグ優勝。交流戦優勝を逃したとしても、リーグ優勝できればいい。
では、リーグ優勝のために交流戦で大事なことは何か。それは・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン