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戦え! 立浪ドラゴンズ

<指揮官ストーリー>中日・立浪和義 頂点への渇望「弱いといろんなことを言われる。それは嫌というほど味わってきた。何とか見返したい」

 

低迷が続くチームの“最後の切り札”として監督に就任した。2年連続最下位という屈辱にまみれ、今年こそ優勝をつかみとりたい。立浪和義監督にとって集大成となる3年目のシーズンは、期待と冒険に満ちあふれたものでなければならない。
写真=兼村竜介

チーム改革を推し進め、戦力層は確実に厚くなっている。立浪監督[右端]も徹底的に勝利を追求していく[写真=兼村竜介]


 4月中盤、快進撃で約8年ぶりの単独首位に立った立浪監督は、こう言って声を弾ませた。

「だから、今年は違うって言っているじゃないですか」

 ヤクルトとの開幕カードこそ2敗1分けスタートになったが、その後は5カードで10勝3敗1分けと盛り返し、4月9日には2891日ぶりに単独首位に立つなど、これまでのドラゴンズとは違った戦いを見せた・・・

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