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勝負の熱き夏へ! 12球団現状評価【セ・リーグ編】

【12球団現状評価2024】広島・投打ともに粘り強く、守り勝つ野球で首位堅守

 

交流戦期間が終了すれば、熾烈なシーズンの順位争いは加速していく中、今回は各球団の課題やストロングポイントをあらためて洗い出していきたい。まずは1位から最下位まで7ゲーム差以内に収まり、戦国状態のセ・リーグから。一気に抜け出し独走する可能性もあるだけに、日々目が離せない。
成績はすべて6月16日現在。チーム成績の項目の[]内数字はリーグ順位

攻撃面では積極性を発揮、守備面では堅実なプレーで存在感を見せている矢野雅哉


【セ・1位】61試合、32勝25敗4分、勝率.561
185得点[3]、148失点[1]、26本塁打[6]、36盗塁[1]、打率.240[2]、防御率2.18[1]

【攻撃力】失敗してもなんの! 攻めて1点を奪う


 リーグ1位タイの36盗塁以上に、他球団より群を抜く失敗32回という数字に実は強さが隠されている。「少しでも隙があったら突いていく走塁がカープの野球」と新井貴浩監督。決して失敗を恐れることのない超攻撃的な機動力野球で、交流戦でも何度も勝利をつかみ取ってきた。下記で紹介している6月14日の楽天戦(楽天モバイル)も然り。また、同9日のロッテ戦(マツダ広島)では・・・

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