左投手に限ったセーブ数をランク化した。1974年から公式記録に採用された記録なので当然ながらそれ以降に活躍した投手が中心となるが、やはり「1イニング限定のクローザー」の存在が固定化された90年代後半以降の投手のほうがセーブ数を多く稼ぎやすい傾向にある。 ※球団はNPBにおける最終所属
※NPB現役の岩崎優の成績は2024年8月15日現在 1位★407s 岩瀬仁紀(中日) 充実の30代を過ごしたNo.1救援左腕

岩瀬仁紀[中日]1002試合/59勝51敗82H/防御率2.31
登板数、セーブ数ともに、NPB最多記録。岩瀬の偉大な点は、記録的には大学(愛知大)、社会人(NTT東海)経由のプロ入りなのに積み重ねの記録でトップに立ったことと、自身初の2ケタセーブが満30歳を迎えたシーズン(2004年に22セーブ)だったこと。05年からの10年間で合計374セーブを稼いだ、タフな30代左腕だった。
2位★236s 松井裕樹(楽天) パ・リーグ最強の左のクローザー

松井裕樹[楽天]501試合/25勝46敗76H/防御率2.40
楽天に在籍した2014年から昨年までの10年間、チーム1408試合の約36%にあたる501試合に登板。25勝236セーブはチームの649勝の約4割に貢献したことになる。通算236セーブは左腕としてのパ・リーグ記録で、19、22、23年はリーグ最多セーブをマークした。今年からMLBのパドレスに活躍の場を移している・・・
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