8月28日。大学日本代表の中村優斗と西川史礁は「侍ジャパンU-18壮行試合」を戦った。159キロ右腕は予告先発に指名され、右の強打者は三番・左翼でフル出場。今年3月には井端弘和監督が率いるトップチームで強化試合(対欧州代表)を経験しており、風格十分。試合会場であるほっともっとフィールド神戸で、存在感を示した。 取材・文=岡本朋祐 【中村優斗編】はこちら 
高校日本代表と対戦した壮行試合では三番・左翼で先発出場し、4打数2安打2打点と実力を示した。写真は5回表の勝ち越し2点適時打[写真=宮原和也]
海外遠征で打棒復活
青学大は6月の全日本大学選手権で2年連続優勝を果たした。四番・西川史礁は4試合で10打数2安打0打点。日本一は心からうれしかったが、チームに貢献できなかった無念さが残った。だが、十分な働きをしていた。大会最多タイの7四死球。同大会の取材時に「我慢」の言葉を繰り返していた。3月には井端弘和監督が指揮したトップチームに呼ばれ、欧州代表との強化試合では攻守走で活躍。相手バッテリーはまともに勝負してこない。一流打者として認められた証しである。
全日本大学選手権後は大学日本代表候補合宿に招集も・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン