念願の地区優勝を果たし、今季も数々の史上初の記録をつくり、ファンを魅了し続けるユニコーン。不可能を可能にする男が前人未踏の「50-50」をつくり上げた。その歩みをシーズン初本塁打&盗塁から「10-10」刻みで振り返ってみよう。 文責=BBM 写真=Getty Images ※記録は現地時間 1-1 最遅9試合目での初本塁打
4月3日 対戦カード:ジャイアンツ 9試合目 
自身の中で最も遅い9試合目で初本塁打。このとき、誰が今季の活躍を予想できただろうか
3月20日に韓国で行われたパドレスとの開幕戦。注目された
ダルビッシュ有との初対決は2打席目にライトへヒットを放ち、すぐさま今季初盗塁を初球で決める順調なスタート。しかし、野球以外の騒動に見舞われたことが影響したのか、ドジャース移籍後のシーズン初本塁打はメジャー7年目で最も遅い4月3日の9試合目だった。

3月20日の3回にダルビッシュ有から今季初ヒットを放つと、すかさず初球から走り今季初盗塁を決める
10-10 けん制にひっかかるも……
5月13日 対戦カード:ジャイアンツ 41試合目 
送球が逸れたのをみて、三塁へと積極的な走塁を試みる大谷
5月5日にナ・リーグ1位タイの10号を放ち、早くも4年連続の2ケタ本塁打を達成。翌6日には2盗塁で今季9盗塁目と「10-10」目の前に。敵地で行われたこの試合は、相手投手のけん制にひっかかるも、一塁手の送球ミスも重なり成功。ミスの合間に一気に三塁へと進んだ。結果は5試合ぶりの盗塁で、今季10個目。大谷らしい積極性が現れた・・・
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