不完全燃焼に終わったパ・リーグ覇者の無念。悪夢のシリーズの中でも奮闘した熱き選手たち。 尾形崇斗 4試合の中で示した成長の跡
[日本シリーズ成績]4試合、0勝0敗0S1H、5奪三振、防御率12.00 最速158キロを誇り、奪三振率も高い中継ぎ右腕。第4戦では4失点も、ほか3試合は無失点投球
若手選手の伸びしろは無限大だ。自身初の大舞台に挑んだ25歳右腕は、シーズン最後の頂上決戦の中で誰よりも成長した姿を見せた。
第6戦(11月3日=横浜)のマウンドでも、
尾形崇斗は気迫に満ちていた。3回で降板した先発・
有原航平のあとを受けて二番手で登板。一番・
桑原将志からの好打順を相手に走者を背負いながらも、四番のT.
オースティン、五番の
筒香嘉智と強打者2人を空振り三振にねじ伏せ、無失点で切り抜けた。
レギュラーシーズン終盤に一軍に再昇格すると、日本シリーズ中には
小久保裕紀監督が
ダーウィンゾン・ヘルナンデス、
ロベルト・オスナとともに勝ちパターンとして名前を挙げた。しかし、第4戦(10月30日=みずほPayPay)で打ち込まれ・・・
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