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プロ野球90年特集 本塁打への憧憬 夢を乗せて飛ぶボール

<名場面プレイバック>これぞ近鉄! 代打逆転サヨナラ満塁“優勝決定”本塁打 負け試合を一瞬で“優勝”に変えた究極の劇的アーチ

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野球の華であるホームラン。最高の1本を打つために打者は一心不乱にバットを振り込む。その積み重ねがファンの夢を呼ぶ。長い歴史で積み重ねられてきたホームランを振り返っていく。プロ野球90年の歴史で本塁打にまつわる名場面は多数あったが、厳選した代表的なシーンをお見せしよう。

2001年9月26日 近鉄対オリックス 26回戦(大阪ドーム)

この年が移籍1年目だった北川博敏[手前]はこれ以上ない究極の劇的本塁打でリーグ優勝を決めた


衝撃の“究極”ホームラン


 2004年シーズン限りで事実上消滅した大阪近鉄バファローズ。その球団史において今もなお、語り継がれる試合がある。01年9月26日、優勝マジック1で迎えたオリックス戦(大阪ドーム)。9回裏に、この男が打席に立った。

「代打・北川──」


 いてまえ打線を武器に数々の逆転劇を演じ・・・

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