
最後の最後で投打がかみ合わず……昨季とはまた違った形で苦杯をなめた9月となった
<攻撃力>OFFENSIVE REVIEW
しぶとくつないで1点をもぎ取り、守り抜く――。昨季に引き続き、この形が今のチームのスタイルとなり、この形でシーズン終盤までは6年ぶりのリーグ優勝も視界にとらえていた。
つながりを意識して打順も柔軟に組み替えていく。固定されていたのは、120試合に一番起用された
秋山翔吾ぐらい。その秋山は今季、138試合に出場してリーグ3位の158安打、同5位の打率.289と、過去2年の悔しさを晴らした。クリーンアップもさまざまなパターンが生まれた中、今季71試合で四番を務めたのが
小園海斗だ。プロでは初の四番起用も、「ただ後ろにつなぐことだけを考えました」と自分の打撃は変えず。得点圏打率.341と勝負強さも発揮して打線をけん引した。
球団伝統の機動力も、チームの攻撃力を高める上でなくてはならない。チーム盗塁数66は・・・
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