
下克上での日本一は達成したが、シーズンは3位。リーグ優勝は至上命題となる
<攻撃力>OFFENSIVE REVIEW
リーグ3位ながら、26年ぶりに日本シリーズを制覇し、下克上を果たしたチームをけん引したのは自慢の攻撃力だ。
佐野恵太、
牧秀悟、
宮崎敏郎、T.
オースティンが並ぶクリーンアップは他球団の脅威となり、さらに若手の
梶原昂希、正捕手となった
山本祐大が3割前後の打率を残すなど“線”となった攻撃陣は、チーム打率.256、1246安打、522得点とリーグトップの数字をたたき出した。
特筆すべきは過去2シーズン四番を務めた牧を二番に配置するなど臨機応変に打順を入れ替えたことであり、今季からオフェンスチーフコーチに就任した
鶴岡賢二郎コーチの影響がうかがえる。フレキシブな采配の結果、四番に座ったオースティンが自身初となる首位打者を獲得するなど相乗効果もあらわれた。
またチームの長年の課題でもあった盗塁に関しては・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン