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2025球界大展望 12球団最速戦力分析

【12球団最速戦力分析】巨人・“守り勝つ野球”はさらに盤石なものに

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今年も毎年恒例の12球団「最速」戦力分析をお届けしよう。セ・リーグは巨人が大型補強に成功。他球団も戦力を整備して頂点を目指す。
※情報はすべて12月22日現在。総合力は2025年の球団担当評価(A~C)。選手の年齢は2025年の満年齢、予想オーダーなどの△は左打ち(投手は左投げ)、□は両打ち

攻撃陣の絶対的な軸となるのは四番の岡本。あとに続く五番に誰を据えるのかは重要になる


投手力


 リーグトップのリリーフ防御率2.27を誇ったブルペンは、ライデル・マルティネスの加入でさらに盤石なものとなった。阿部慎之介監督は「8回・大勢、9回・マルティネス」の構想を明かしており、ケラーバルドナード、高梨、船迫らでつなぐ「勝利の方程式」は、相手に「リードされて終盤を迎えたら終わり」の圧力を与えるはずだ。先発陣は菅野智之がオリオールズへ旅立ったものの前楽天田中将大の加入が決定的で、西舘や赤星の台頭が成れば穴埋めは可能。戸郷、山崎、井上らを中心に若さと勢いを兼ね備えた先発ローテーションを編成できる。

打撃力


 リーグ連覇、日本一奪回に向けて指揮官も明確な課題と断言しているのが攻撃陣。中でも四番・岡本の後ろを打つ五番だ。丸や吉川の出塁能力に疑いはなく、エリエ・ヘルナンデスがフル稼働することができれば上位打線のチャンスメークに不安はない。ただ・・・

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