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2025球界大展望 12球団最速戦力分析

【12球団最速戦力分析】広島・求められるのは貧打解消 選手間の競争で底上げ

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今年も毎年恒例の12球団「最速」戦力分析をお届けしよう。セ・リーグは巨人が大型補強に成功。他球団も戦力を整備して頂点を目指す。
※情報はすべて12月22日現在。総合力は2025年の球団担当評価(A~C)。選手の年齢は2025年の満年齢、予想オーダーなどの△は左打ち(投手は左投げ)、□は両打ち

プロ1年目は2戦1勝の常廣。2025年は先発ローテーションの一角で活躍なるか


投手力


 九里亜蓮のFA移籍による先発の穴を、いかに埋めるか。カギを握るのは、9月にプロ初登板初勝利を挙げた2024年ドライチの常廣、同年の登板は5試合も安定した投球が持ち味の左腕・森らの奮起か。先発陣は、軸となる大瀬良、森下、床田に加え、アドゥワ、玉村が信頼度を増す。層の厚い中継ぎ陣も健在。24年の最終戦で登板した滝田一希高太一高橋昂也の成長で、さらに盤石な体制をつくれるか。新たに加わる身長193cm右腕のジョハン・ドミンゲス、現役ドラフトで加入のアンダースロー・鈴木健矢は、投手力の幅を広げる存在となりそうだ。

打撃力


 ベテランや中堅の安定感は健在ながら、新戦力の台頭による底上げは急務だ。終盤戦で僅差のゲームを多く落としたチームにとって、流れを変える大砲はやはり不可欠。24年に29試合で四番を打った末包には、さらなる爆発が待たれる。新たに加わるモンテロは・・・

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