昨年10月24日のドラフトでは1位入札で5球団競合の末、楽天が交渉権を獲得。父であり、広陵高の先輩・伸吉さんと二人三脚で追いかけてきた夢が結実した。約22年の人生には、紆余曲折があった。小学1年で野球を始めてから、楽天の新人合同自主トレスタートまでの軌跡を振り返る。 写真=BBM 2003年 0歳 2.27 宗山家の長男として生まれる
2009年 6歳 4月 三良坂小1年時に父・伸吉さんが監督の三良坂少年野球クラブで野球を始める
2014年 11歳 12月 父・伸吉さんがコーチの
広島カープJr.でプレー(背番号『6』)

写真=家族提供
2015年 12歳 4月 三良坂中では、軟式のクラブチーム・高陽スカイバンズでプレー(父・伸吉さんはコーチ)
2018年(広陵高1年) 15歳 4月 広陵高に進学し野球部に入部
8.12
【甲子園デビュー(背番号『17』)】二松学舎大付高(東東京)との2回戦で左翼守備から途中出場も、チームは2対5で敗退(1打数0安打)
2019年(広陵高2年) 16歳 3.26
【甲子園初先発&初安打(背番号『6』)】八戸学院光星高(青森)との1回戦で五番・遊撃。2回に右前打を含む3打数1安打、チームは2対0で勝利
3.30 東邦高(愛知)との2回戦では一番・遊撃で出場し4打数0安打。チームは2対12で敗退
10.6 主将として挑んだ2年秋の広島県大会では、3位決定戦で盈進高に6対7で敗退
2020年(広陵高3年) 17歳 5.20 新型コロナ禍で甲子園出場をかけた第102回全国高校野球選手権大会、同広島大会が中止に
8.9 令和2年夏季広島県高等学校野球大会決勝(県高野連主催の独自大会)で広島商高に1対9で敗戦

写真=家族提供
2021年(明大1年) 18歳 3.8 明大に進学し野球部入部。島岡寮入寮
4.17
【東京六大学デビュー(背番号『16』)】東大2回戦の9回に代打で出場し四球で出塁。そのまま遊撃の守備に就く
5.8
【初安打&本塁打】法大1回戦で守備から途中出場。5回に
三浦銀二(元
DeNA)から初安打が右越え弾
5.9
【初先発】法大2回戦に八番・遊撃でスタメン
10.31
【秋ベストナイン】遊撃手部門で満票選出
12.3
【侍ジャパン】大学日本代表候補選手の強化合宿に参加(愛媛・松山)
2022年(明大2年) 19歳 5.23
【リーグ優勝】不動の三番・遊撃として6季ぶり41度目の東京六大学優勝に貢献
5.29
【首位打者&春ベストナイン】打率.429で初の首位打者に輝く。遊撃手部門のベストナインに2季連続満票で選出
6.8
【全日本大学選手権】佛教大との準々決勝では延長10回タイブレークで敗退(2対3)
7.8
【侍ジャパン(背番号『6』)】大学日本代表として、第30回 ハーレム・ベースボールウィーク2022出場(4位)
10.30
【春秋連覇】立大2回戦の8回に2季連続優勝につながる逆転2ラン(優勝は慶大が11月6日の早大2回戦で連敗し決定)
11.6
【秋ベストナイン】遊撃手部門のベストナインに3季連続満票受賞
11.24
【明治神宮大会】国学院大との決勝に三番・遊撃で出場し、6年ぶり7度目の優勝に貢献
2023年(明大3年) 20歳 5.14
【85年ぶりのリーグ3連覇】明大のV3は1937年春~38年秋の4連覇以来
6.19
【侍ジャパン(背番号『6』)】第44回 日米大学野球選手権大会のメンバーに選出
11.4 明大主将に選出
2024年(明大4年) 21歳 2.14
【侍ジャパン(背番号『10』)】カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024のトップチームメンバーに選出(ケガのため2試合欠場)
9.28
【34人目の通算100安打】慶大1回戦の3回に記録
10.24
【ドラフト】1位入札5球団競合の末、楽天が交渉権を獲得。当日、森井誠之社長(写真右)と
石井一久SD(現GM)が指名あいさつ
11.4
【歴代7位の通算118安打】最終戦の法大2回戦の4回に中越え適時二塁打。東京六大学通算88試合、打率.344(343打数118安打)、10本塁打、60打点(打点は歴代22位タイ)
11.12
【明大ラストゲーム】早大と明大による76年ぶりの優勝決定戦。明大は0対4でV逸
11.12
【秋ベストナイン】遊撃手部門ベストナインに4度目の満票選出
11.20
【楽天と契約合意】背番号『1』に決定
12.7
【楽天新入団会見】背番号『1』のユニフォーム姿を初お披露目
2025年(プロ1年目) 1.5
【入寮】三良坂少年野球クラブの仲間たちからの寄せ書きユニフォームを持参
1.9
【新人合同自主トレ初日】シャトルランで105回(3位)