常勝を義務付けられたジャイアンツの宿命。大型補強により、その重みはさらに増した。だがそれ以上に、指揮官は新戦力がもたらす変化、波及効果への大きな手応えを感じている。見据える先は日本一という頂だけだ。 取材・構成=杉浦多夢 写真=桜井ひとし、兼村竜介 スローガンの意図
就任1年目となった昨年の春季キャンプでは、投手陣のキーマンにクローザーである大勢の名前を挙げた。「後ろがしっかりすれば、すべてが落ち着く」。その思いに変わりはない。だからこそ、球界最強守護神であるライデル・マルティネスを迎え入れた。大勢のプライドを最大限に尊重しながらも、勝つために必要なピースとして。12球団最強とも言えるブルペンが、今季も最大のストロングポイントになることは間違いない。 監督1年目のテーマのひとつは「変わる」でした。1年かけてチームの雰囲気は明るくなっていったと思うし、そうした雰囲気づくりを僕らがしていこうということは首脳陣に言っていたので、それぞれの選手がしっかり受け止めて、変わってくれたからこそ優勝できたんじゃないかと思います。ただ、スローガンは今年も『新風』にしました。日本一になったら変えようと思っているので、今年逃したら『2nd CHALLENGE』が『3rd CHALLENGE』になる。新たなスタートを切るためのスローガンは、日本一になったら考えたいなと思います。
大型補強と言われていますけど、チームはどこも毎年変わる。日本一が目標ですし、勝つために必要なピースを補強していただいたということで、球団には感謝しています。もちろん勝たなければいけないという、ジャイアンツの宿命でもありますけど、補強によってそれがさらに重くのしかかってきた。勝って当たり前の中で勝つという、そこですかね。
バッテリー中心の補強になりましたが、「守り勝つ野球」というのは変わりませんし、春季キャンプで一軍にいたメンバーでスタートできるかも分からない。誰一人として離脱者が出ないようにしたいというのが一番なんですけど、やっぱりシーズンに入るとなかなか難しい。とにかく「みんなで」というのがシーズンのテーマになるんじゃないかなと思います。
その中でも・・・
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