打線の新たなピースは、ドラフト1位のゴールデン・ルーキーだ。オープン戦では快調にヒットを飛ばし「開幕スタメン」も現実的になってきた。プロ1年目のシーズンインを前に、どのような心境でいるのかを聞いた。 取材・構成=落合修一(取材日:3月7日) 
本拠地・ZOZOマリンのオープン戦でも持ち味の打撃を披露。ただ、本人はプロの厳しさを実感しており、楽観はしていない[写真=兼村竜介]
違いは真っすぐのキレ
やはり本物だった。もちろんドラフトの時点から高く評価されていたが、キャンプ後半の対外試合、そしてオープン戦が始まっても快打を連発。“若者らしい”とも言える思い切りの良いスイングに、マリーンズ・ファンは夢と希望を託さずにいられない。 ──春季キャンプが終わり、オープン戦の真っ最中ですが、プロの水に慣れましたか。
西川 皆さん優しくしてくださって、やりやすい環境をつくってくれますし、日がたつごとに緊張は和らいできていますね。
──やはり最初は緊張しましたか。
西川 最初はそうですね。年上の方ばかりですし。今は慣れましたけど。
──入寮とキャンプインではどちらが大変でしたか。
西川 どちらも環境の変化が大きいので、気持ちの切り替えが必要でしたが、キャンプインのほうがアピールする必要があったので、緊張の度合いは大きかったですね。
──あらためて、
ロッテというチームの良さをどこに感じていますか。
西川 毎年のようにAクラスに入って優勝争いに加わっています。先輩方も良い人ばかりで、自分の技術アップにつなげられていると思います。
──キャンプ、オープン戦と経験して、プロで通用するという手応えを感じているところではないですか。
西川 まだまだ自分の技術の甘さはあると思います。今は調子良く打てていますけど・・・
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