今季4位に沈んだ中日に年俸大幅カットの嵐が吹いている。 オフに就任した落合博満GMが剛腕を振るい、軒並み減額制限いっぱいを提示。 結果、監督時代の秘蔵っ子である井端弘和は退団するなど、容赦ない。 果たして、その裏にあるものとは――。 写真=
佐藤真一 「戦力外の選手に金額提示はしない」 つい1カ月前までは中日ドラゴンズにいなかった人間が、今や球団の中枢に座り、かじ取りを任されている。落合博満GMは赤字に苦しみ、Bクラスに転落した球団にとって「救世主」なのか、それとも「暴君」なのか。その判断は接する立場によって違うのだろう。
自身の監督時代の秘蔵っ子でもある井端弘和の退団が11 月4日に発表された。野球協約で定められた減額制限(井端の場合は40パーセント)をはるかに超える88パーセントもの大減俸に対して、本人が拒否権を行使。自由契約となる道を選んだためだが・・・
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