CS進出球団がすべて確定した両リーグ。水面下では来季に向けた補強の動きが活発になっている。今回は12球団別にチェックしていこう。 広島・若手充実の野手は盤石。黒田の去就は不明も“育てて勝つ”は変わらない
圧倒的な強さを見せてセ・リーグを制した
広島。その中心となったのが
丸佳浩、
菊池涼介、
田中広輔のセンターライントリオ。ともに1989年度生まれと若く、来年以降も中心を担ってくれそうだ。同世代には三塁手の
安部友裕もおり、外野にはさらに若い
鈴木誠也がいる。
松山竜平、
會澤翼、
赤松真人ら中堅もそろっており、野手に関しては補強の優先度は低い。
精神的支柱となった
黒田博樹と
新井貴浩の両ベテランはまだ去就を明らかにしていない。タイトル争いに絡む活躍を見せた新井は現役続行の可能性が高いが、満身創痍の黒田は引退も十分にあり得る。先発3本柱の一角が抜けるとなれば痛手は大きく、スターターの補強は必要不可欠だ。今季に最多勝争いを展開した
野村祐輔、ジョンソンを左右の両輪に、
福井優也、
大瀬良大地、
岡田明丈、
戸田隆矢、
薮田和樹ら若手と切磋琢磨する投手の加入が期待される。
とはいえチームがFA選手の獲得に動くことはなく、これまでどおり育てて勝つ方針となる。ドラフト上位で
田中正義(創価大)、
山岡泰輔(東京ガス)らアマチュアの有望投手を狙うこととなるだろう。
巨人・来季は我慢して使う余裕はなし!?FA、助っ人で外野手中心に積極補強か
2年連続のイースタン制覇は、三軍制によるファームの競争力激化と無関係ではない・・・
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