日本ハム・大谷翔平 「無」に込められた決意@鎌ケ谷ファイターズスタジアム

1つひとつの動きを入念に確認しながら打ち込む大谷。まず見据えるのはWBCでの世界一奪還だ
日米球界が熱視線を注ぐ男が1月6日、鎌ケ谷での自主トレを公開した。この日はアップ後に室内練習場で1時間の打ち込みを行い、最後は等身大の鏡の前で約30分間のネットスローで入念に投球フォームを確認した。現状での仕上がり具合については「まだ10%ぐらい」と語るが、本人に焦りや気負いは一切なし。2017年の抱負についても「無です。無心で頑張りたい。シーズンを通してムダな欲はいらない。個人的な数字の目標もありません」とWBCでの世界一奪還、
日本ハムでの日本一連覇にすべての力を注ぐ。22歳の才能が無の境地で5年目のシーズンに挑む。
写真=桜井ひとし 創価大出身の8選手が集結!@創価大ワールドグラウンド
1月3日、ヤクルト・
小川泰弘、ソフトバンクのドライチルーキー・
田中正義ら創価大出身の8選手が自主トレを公開した。「今年もいいスタートを切れました」と笑顔を見せた小川は、母校で初投げ。「自分がやるんだという気持ちでいく」と4年連続となる開幕投手への意気込みを語った。また、即戦力としての期待が高い田中も「1年目からチームの力になれるよう頑張りたい」と気合十分。キャッチボールでは力のある球を披露した。この日は、キャッチボールやノック、サッカーなどで汗を流した8人。チームはバラバラだがそれぞれが刺激を与え合い、来たる新シーズンへのスタートを切った。

サッカーボールを追いかける小川[左]と田中。リラックスした雰囲気で体を動かした
写真=内田孝治