2017年がスタート。選手たちは新シーズンへの準備を着々と進めているが、特に気合をみなぎらせているのは、新たにプロの世界に飛び込む新人たちだ。プロ1年目からの激突も大いにあり得る明大出身のドラフト1位&2位の柳裕也・星知弥に、新舞台への意気込みを語ってもらった。 取材・構成=吉見淳司、写真=大賀章好 卒業の寂しさと次のステージへの楽しみ
明治大学野球部合宿所・島岡寮の応接室。意外にも2人による対談は今回が初めてだと語る。充実の4年間を経て、プロへと足を進めるいま、2人は期待に胸を膨らませている。 柳 対談なんて初めてだから恥ずかしいね(笑)。
星 プロでの背番号は僕が24で柳が17。背負ってみてどう感じた?
柳 明治でも17番を着けてたから、いい番号をいただいたと思ってる。球団の方に提示してもらったんだけど、一番欲しいと思っていた番号だったから良かった。
星 ヤクルトの24番は去年までは野手の荒木(
荒木貴裕)さんが着けていたけど、「24といえばヤクルトの星」と言ってもらえるような活躍をしていきたいな。
柳 ヤクルトの入団会見はニュースで見てたけど、星はユニフォームが似合ってた(笑)。
星 柳は1年生のときから背番号17だったから、違和感はなかったな。
柳 この対談が掲載されるころには新人合同自主トレが始まっているけど、先頭に立ってやっていくことが大事だと思ってる。自分の体の状態を見極めながら、無理をせずにやりたいな。
星 体をつくっていくことはもちろんだけど、その後には春季キャンプもあるからね。ゆっくりというわけではないけど、焦らずにしっかり準備していきたい。ヤクルトのルーキーは高校生が半分いるし、僕も引っ張っていけたらいいな。
柳 明大で4年間やってきて、チームを離れるのは寂しいところもある。だけど、次のステージに行く楽しみもあるな。振り返ってみるといろいろきつかったこともあったけど、一番は夏のキャンプ。1年生のときは特に(苦笑)。
星 練習以外に仕事とかもいろいろあったからね。でも、みんな通ってきた道だから。

星知弥。4年春までは主に救援、同秋は先発として柳と2本柱を形成した
柳 当時の星の第一印象は・・・
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