フィールドを駆けめぐる積極的な野手の存在は、チームに勢いを与えてくれる。今回は、アグレッシブなプレーでわれわれを魅了する2人にスポットライトを当てる。両選手ともそれぞれの球団が浮上するために、欠かせないキーマンだ。 取材・構成=滝川和臣、写真=桜井ひとし、BBM パワーとスピードの両立。シーズンオフの増量計画
プロの世界でも頭一つ抜けた運動神経を持ち、それを生かしたスピード感あふれるプレーが梶谷隆幸の武器だった。しかし、ここ数年は“素質”だけに頼る動きから脱却を目指し、体作りを一から見直している。インタビューはその話題からスタートした。 ──今オフはどこでトレーニングをされていましたか。
梶谷 例年は
広島でやっているんですけど、今年は都内でやっていました。
──自主トレ公開でも話題になっていましたが、体重を増やすことを意識しているようですね。
梶谷 6年前くらいから体重の増加は課題にしていました。特に昨年(2016年)のオフはぐっと増えました。
──体重を増やす狙いはどこにあるのでしょう。
梶谷 入団して3年目くらいまでは72~73キロでプレーしていました。でも、僕は器用じゃないし、足が速いだけの選手でした。プロで3年やって何も結果が出ず、「このままじゃヤバい」と感じて体を変えようと・・・
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