2017WBC総決算
第4回大会にして初の世界一を成し遂げたアメリカ。早い段階からジョー・トーリGMが選手たちにヒアリングを行い「国のために」という選手を招集した。さらに打撃だけでなく守備力に長けた選手を多く集めた。投手陣も各チームの守護神やセットアッパーをそろえ名将・リーランド監督が選手の名誉のためではなく、国のための采配を振るった。1次、2次ラウンド2位通過ながら、結束力を強め、日本、プエルトリコを打ち破った
2大会連続で決勝進出と強豪国の面目は保った。選手全員が金髪にして結束力を高めた。1次ラウンドは中南米の雄・ベネズエラを11対0と一蹴し、勢いに乗ると3連勝。2次ラウンドも前回大会の優勝国・ドミニカ共和国、強敵・アメリカも撃破し3連勝。準決勝のオランダにもタイブレークで勝ち、計7連勝と破竹の勢いで決勝へコマを進めた。しかし、最後はアメリカの投手陣に屈しまたもや準優勝。次の大会は悲願の初優勝を目指す
1次、2次ラウンドの開催国というアドバンテージを生かし、ファンの声援を背に勝ち続けた。本大会では1試合ごとに選手たちの調子が上がり、打線も好調となっていった。ラッキーボーイ的な存在で捕手の小林がブレーク。6連勝の勢いで8年ぶりの世界一奪還を目指しロサンゼルスでの準決勝へ。アメリカとの一戦は菅野、千賀などの投手陣が頑張ったが打線が沈黙。ミスも重なり1対2で惜敗。世界一奪還は次回に持ち越された
第3回大会で初のベスト4入りを果たした後、若い選手たちがメジャーで躍進。今大会の内野陣はメジャー球団でレギュラーを張る選手が招集された。それでも四番はヤクルトで活躍するバレンティン。1次ラウンドでイスラエル、2次ラウンドで日本に敗戦も、バレンティンの働きで準決勝にコマを進めた。プエルトリコとの準決勝ではバレンティンが先制2ランを放つも、走塁ミスもあり勝ち越せず、11回タイブレークで敗戦。2大会連続ベスト4止まりだった
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