ここでは『週刊ベースボール』との立体企画として、4月10日号で担当記者が開幕カードをあれこれ予想した企画の〝答え合わせ〟を球団別にお届けする。
次は
読売ジャイアンツだ。
[予想1]開幕戦は菅野智之の被安打3の完封勝利 答え×
[予想2]開幕戦でWBCのシンデレラボーイ・小林誠司がラッキーなテキサスヒット 答え△
[予想3]クローザーはカミネロじゃなくマシソン 答え×
[予想4]陽岱鋼の穴を埋めため重信慎之介を一番に入れるも機能せず 答え×
巨人は東京ドームの開幕カードで
中日に3連勝と好スタートを切ったが、担当TSの予想は外れに外れた。ただし、〝情状酌量〟の余地がないわけではない。
まず1。この号の最終締め切りは3月27日だったが、この日、Sは昼に東京ドームの練習を取材し、新聞記者と意見交換。この時点で菅野有力と読み、原稿を作成。以後は校正作業(印刷所から出てきたゲラというもののチェック)に入った。ただ、その後、セのファンミーティングで唯一、
高橋由伸監督だけが開幕投手を明かさず、その後、燦燦会で、ついに「マイコラス」の名が……ああ無情……もう間に合わない×。
その2。小林は開幕戦無安打。ただ、開幕カード3戦で、チーム防御率は2.00。守備面では、WBCを経ての成長を十二分に感じさせた。△をあげよう。
その3。クローザーはカミネロで、3戦2S。ただ、カミネロは走者が出た場面の対応など、まだまだ未知数。むしろ状態的にはマシソンのキレッキレは際立っていた。今後、交代の可能性もあるかもしれんが、やっぱり×か。
その4。センターは
立岡宗一郎、一番はセカンド・
中井大介で、ともに開幕戦は、まずまずの活躍。これについては弁明不要、完全に×だ。
以上、3敗1分。由伸監督、すいません。