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担当記者が語る「開幕カード予想」のチェック

「開幕カード予想」チェック 広島編 タナキクマルの活躍は予想以上

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打ちまくった丸。赤ヘル打線は今年も好調だ(写真=前島 進)


 ここでは『週刊ベースボール』との立体企画として、4月10日号で担当記者が開幕カードをあれこれ予想した企画の〝答え合わせ〟を球団別にお届けする。

 まずはセの2016年1位・広島東洋カープだ。

[予想1]松山竜平が四番奪取宣言も、開幕戦は新井貴浩がまだまだ譲らんと四番で猛打賞

答え△

[予想2]ポジション争い激化の2ポジション、三塁は安部友裕、左翼は松山竜平スタート

答え○

[予想3]ジョンソンの好投でマツダ広島での開幕戦の初白星

答え×

[予想4]田中広輔菊池涼介丸佳浩は今季も不動。3戦で6得点

答え◎


 広島はマツダ広島の開幕カードで、阪神相手に開幕戦は落とすも、その後、連勝で勝ち越しスタート。担当JYの予想も、ある意味、〝一番大事〟なところ以外は、ほぼ正解だった。

 まず1。「開幕四番、100打点宣言」をしていた松山だが、四番はやはりベテラン、新井が座った。猛打賞はならなかったが、第1号を放っているから△か。

 その2。サードには安部、レフトには松山と予想的中で○。ただ、松山は2戦目が岩貞祐太、3戦目は能見篤史と左腕が先発したことで、いずれもスタメンから外れている。

 その3。広島ファン最大の注目でもあったが、ジョンソンがまさかの4回途中KO。6対10と敗れた。ただ、これを予想的中させたら、担当記者としてどうか……とも。まあ、×は×。

 その4。全戦で一、二、三番に座った〝タナキクマル〟は確かにすごかった。3人で10得点。打率も田中.357、菊池.286、丸はリーグトップの.636だ。これはもう◎でいいだろう。

 以上、2勝1敗1分。広島担当は今年も〝もっている〟のかもしれない。

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