※記録は4月16日現在 
決着打を放ったのは代打・聖澤[写真右]。鍵谷の直球を右中間に弾き返してサヨナラ勝ち。ナインの祝福を受けた/写真=高原由佳
昨季日本一の日本ハムを3タテ!
昨季の日本一チーム、
日本ハムを本拠地Koboパーク宮城に迎えて2連勝で臨んだ4月16日のマウンドには、今季から
楽天に加入した
岸孝之が上がった。だが、5回までに2本の本塁打を浴びて3失点。「今日は(4回先頭の)近藤への四球と、大野のホームランですね」と反省点を挙げながら悔しさをにじませた。
これまでの楽天ならば意気消沈しそうな展開となったが、今季の粘りはひと味違う。
嶋基宏、
アマダーのタイムリーで1点差とすると、9回裏二死一、二塁から
ウィーラーの中前適時打で同点に追いついた。そして延長10回裏一死一、二塁から代打・
聖澤諒が右中間へ適時二塁打を放ち、サヨナラ勝ち。球団初のリーグ10勝一番乗りとなった。
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新人の森原はここまで9試合に登板して無失点。抜群の安定感を誇っている/写真=高原由佳
流れを食い止めたのは救援陣だ。特にルーキーの
森原康平とクローザーの
松井裕樹はこのカード3連投のフル回転で、いまだ今季無失点。登板過多が気掛かりだが、強固なブルペン陣が首位を走るチームを支えていることは間違いない。
阪神・メッセンジャー粘投でセ界でただ1人好調広島に黒星つける
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写真=太田裕史
開幕2戦目から10連勝を飾っていた昨年の覇者・
広島に、
阪神の
メッセンジャーがストップをかけた。4月14日の広島戦[甲子園]で先発し、7回を113球6安打1失点の好投。今季2勝目を挙げた。実はこの2勝とも広島から。3月31日の開幕戦で広島に勝利している。つまり、広島の今季2敗はいずれもメッセンジャーにやられたものだ。「(広島が)連勝中なのは分かっていたから『じゃあ、オレが・・・
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