2020年の東京五輪での金メダル獲得へ向け、新生・侍ジャパンが動き出す。10月12日、都内ホテルにて11月16日から東京ドームで開催される稲葉篤紀新監督率いる侍ジャパンの初陣『アジアプロ野球チャンピオンシップ2017』に出場するメンバーが発表された。3年後を見据えたフレッシュな人選に注目してほしい。 写真=山口高明 
初陣に向け気を引き締める稲葉篤紀監督[左]。メンバー発表後には今大会に出場する韓国の宣銅烈監督[右]、台湾の洪一中監督[中]が登壇し、初代王者を誓った
時計の針が、再び動き出す。今春の第4回WBCで準決勝まで駒を進めたものの、メジャー・リーガーをそろえた開催国・アメリカに敗れ、2大会連続の4位に終わった侍ジャパン(
小久保裕紀監督)。この大会に向けて2013年に代表チームの常設化がなされ、チーム強化をバックアップする目的で(株)NPBエンタープライズが設立されるなど、万全(?)の態勢をしいて唯一のターゲットである「世界一奪回」を目指したが、タイトル獲得には至らなかった。この大会を最後に4年間チームを率いた小久保監督が退任。直後にペナントレース開幕となったため、ジャパンの活動は停止していたが、7月31日、トップチーム監督に、小久保監督体制では打撃コーチを務めた稲葉篤紀氏が就任し、次なるターゲットを3年後に迫った「2020東京五輪での金メダル獲得」と定め、メンバー選考に着手していた。
10月12日に発表された稲葉ジャパンメンバーは・・・
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