前回に続き巨人の菅野智之が登場。今回は最多勝と最優秀防御率について記録を中心に見ていこう。 
シーズンを通し大崩れなし/写真=高塩隆
夏場の落ち込みがなかった
前回は、沢村賞の基準を見ながら、菅野と
西武の
菊池雄星を比較した。パワーピッチングで相手を圧倒しようとする傾向がある菊池と、投球術も駆使し、余力を持った“上目線ピッチング”で、相手を抑え込む菅野というスタイルの違いが、状況別被打率などから浮き彫りになった。
今回はセの最多勝、最優秀防御率のタイトルも手にした菅野のピッチングをデータからさらに“深読み”していこう。2013年に入団した菅野は、入団から5年で、すでに最優秀防御率は3回目。まさに常連だ。しかも・・・
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