戦前の予想を覆す4月の戦いぶりで、好発進したものの不振の選手をカバーする戦力の厚さがなく、5月に急失速──。低迷打破を期す中で、明確な課題を突き付けられた1年だった。 [2017年成績] 63勝79敗1分勝率.444
539得点、598失点、打率.251(4位)
127本塁打、33盗塁、防御率3.83(5位)

投打の主軸は固まりつつある中で不振、故障者をカバーできず大型連敗の悪循環から抜け出せなかった
理想的だった4月の戦い
パ・リーグの序盤戦を盛り上げた。開幕3連敗こそ喫するも、以降6連勝で息を吹き返すと、4月を終えて15勝8敗でリーグ2位と好発進。四番に座った新助っ人・
ロメロが4試合連続本塁打など長打力を発揮し、新選手会長のT-岡田も3.4月の月間打率は.351で7本塁打。一番に定着した
宮崎祐樹が、積極果敢な打撃でチャンスメークし、下位打線も犠飛、犠打を絡めて着実に得点に結びつけた。投手陣ではエース・
金子千尋が5戦4勝0敗。3.4月の月間MVPは金子、
T-岡田のチームW受賞が好調ぶりを物語っていた。
だが、5月に入ると暗転する。4月下旬にロメロが故障離脱すると・・・
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