昨季に得た課題の改善へ──。キャンプインまで1週間を切り、より具体的な意識を持って自主トレに励む選手も多く出てきた。来る新シーズンに向け、汗を流す選手たちの意識を垣間見ながらトレーニングの模様をお届けしよう。 
室伏広治氏[左]の指導を受け、トレーニングを学んだ吉田正。故障なくシーズンを戦うことを誓った/1.21@東京医科歯科大、写真=矢野寿明
オリックス・吉田正尚 ケガなく戦い抜くために!
ケガに苦しんだ2年をムダにはしない。その思いがトレーニング中に発する言葉の端々からにじみ出ていた。
「このメニューは僧帽筋に(負荷が)こないほうが良いんですよね?」
プロ入りから2シーズンともに腰痛で戦線離脱。フルシーズンを戦い抜くべく故障しない体へ。
オリックス・
吉田正尚が昨年に続き、ハンマー投げアテネ五輪金メダリスト・室伏広治氏にトレーニング法を学んだ。1月17日からトレーニングを積み、21日に報道陣にメニューを公開した中でも、一つひとつの動きの中で、室伏氏にトレーニングの狙いと効果を確認するように聞き、そして自分に言い聞かせていた吉田正。目的は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン