2月1日にスタートした春季キャンプもいよいよ後半へ。目指す野球に違いもあることから、練習メニューには球団ごとのカラーが表れる。最下位からの再起を図るヤクルト、ロッテを中心に、各球団独自のトレーニングメニュー表、その一部に焦点を当ててみたい。 DeNA・メニューは変えず取り組む意識を変える

盗塁における一歩目のスタートはチームとしてこだわっている部分/写真=小山真司
ラミレス監督就任3年目、過去2年とメニュー自体に大きな変化は見られない。変わったのは意識だ。
指揮官は今季、犠打や機動力を重視した野球で20年ぶりのセ・リーグ制覇を目指している。昨年の84犠打と39盗塁はともにリーグ最少。「バントや盗塁をきっちり決めないと得点効率は上がらない」と100犠打、75~80盗塁を目標に掲げる。第2クールでは、そのこだわりが随所に見られた。
シート打撃では一塁ベースから二塁方向へ約4メートルの位置に白線を引かせて、走者は線に左足を乗せリードを取らせた。ラミレス監督は「リードの大きさを・・・
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