
6月17日の日本ハム戦に快勝して勝率1位が確定。ライトスタンドの燕党に選手たちが勝利を報告した/写真=小山真司
終盤に苦しんだ
ヤクルトだったが、球団史上初の交流戦勝率1位を成し遂げた。6カード目にして初のカード負け越し。それでも6月17日の日本ハム戦(札幌ドーム)に5対1で勝利し、1試合を残して1位を確定させた。
「みんなよく頑張ってくれた。そのひと言に尽きる。うまく投打の歯車がかみ合った」
小川淳司監督は興奮気味に振り返った。昨季は交流戦のスタートから引け分けを挟んで10連敗。今季もセ・リーグ最下位でこの戦いに突入した。だが、パ・リーグの強豪を相手に目覚ましい戦いぶりを見せた。
交流戦のチーム打率.253は全体で7位と特筆すべき数字ではないが、打つべき人が打った。主砲の
バレンティンは7回の勝ち越し弾や9回の同点弾など4本塁打。
青木宣親も交流戦打率.313と波に乗った。そして不調で二軍調整を続けていた
川端慎吾は、6月6日に再昇格すると、10試合で16安打、打率.400という活躍ぶり。序盤戦に気を吐いた
坂口智隆が死球を受けて欠場もあったが、入れ替わる・・・
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