愛工大名電高が生んだ最初のプロ野球選手は1962年に
広島に入団した
坪井猛投手。それ以来、今季
DeNAに入団した
東克樹投手まで、引退した選手も含めて28人をNPBに輩出してきた。

東克樹
最初に大きな実績を残したのが、80年に
西武に入団した
鴻野淳基だった。西武では一軍に定着できなかったが、
巨人へ移籍後に俊足の遊撃手として主力となった。81年夏の甲子園に出場したチームからは、エース左腕・
工藤公康をはじめ、
山本幸二捕手、
中村稔内野手、
高橋雅裕内・外野手の4人がプロ入り。なかでも工藤は西武、ダイエー、巨人など29年にわたり、第一線のマウンドで投げ続けた(16年野球殿堂入り)。
87年には名電が生んだ最強のスラッガー・
山崎武司が
中日入り。当初は捕手だった。そして、92年には高校時代は投手も務めた
鈴木一朗(イチロー)が
オリックスに入団し、現在にまで続くレジェンドの幕が開けた。2000年代に入ると、堂上兄弟(
堂上剛裕外野手、
堂上直倫内野手)がそろって中日入りを果たし・・・
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