“真夏の祭典”が今年も盛大に開催された。7月13、14日に行われたオールスターゲーム2018。日本球界トッププレーヤーたちが繰り広げた“真っ向勝負”の数々に大観衆が酔いしれた。 取材・文=鶴田成秀[本誌] 写真=早浪章弘、毛受亮介、高原由佳、石井愛子 
秋山翔吾[西武]の球宴史上初の2年連続となる先頭打者弾で空中戦の幕が開けた
夢を彩る5本のアーチ
飛び交う白球に大観衆が酔いしれた。幕開けは初回、パ・リーグの先頭打者・秋山翔吾(西武)だ。マウンド上は12年ぶりの球宴出場となるセ・リーグの先発・
松坂大輔(
中日)。ファウルで粘り、フルカウントとすると、9球目を前に「少し、ポイントを前に」と修正。カットボールをとらえた打球は低い弾道で右翼席へ。技ありの2年連続の先頭打者アーチを放つと、パの猛攻が始まる。
吉田正尚(
オリックス)の適時打後も二死一、三塁とし、試合前に「ホームランか三振でいい」と口にしていた
森友哉(西武)が持ち前のフルスイング。打球は右翼席に消え、パが初回に5点を奪った。
背中のねん挫でシーズンでは登録抹消中。登板は6月8日以来だった松坂がパ打線につかまる形に。ただ・・・
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