現地時間7月17日。ナショナルズの本拠地、ナショナルズ・パークで第89回MLBオールスター・ゲームが開催された。試合は史上最多の10本塁打が飛び交い、ア・リーグが勝利。6連勝とし通算44勝43敗2分とした。 写真=Getty Images 
延長10回表に勝ち越しのソロ本塁打を放つア・リーグのブレグマン[アストロズ]。フライボール革命を象徴する空中戦の最後も本塁打で試合を決めた
面白いように打球がフェンスを越えていく。前夜のホームランダービーを思わせるようなゲーム内容だった。
「三振かホームラン」という球宴ならではの力と力の勝負がそうさせたのもあるが、データを重視した守備シフトが全盛の現代メジャー・リーグで、打者が「シフトの上を越えてホームランを打ち、三振もいとわない打撃をする」傾向が顕著になってきた。つまり“フライボール革命”という言葉で野球界を席巻しているのだ。
強打のスーパースターたちが集う球宴ではそれが・・・
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